少量の飲酒はストレスを緩和して心血管系によいとも言われています。ただ飲酒量が一日ワイン一杯程度の適量を超えて慢性的な大量飲酒をしてしまうと、常に気持ちが冴えなくなって寿命も10年以上縮まってしまうという問題も指摘されています。飲酒をコントロールできなくなってしまうアルコール依存症の特徴、原因、症状をくわしく説明します。アルコール依存症と診断されるほどアルコール依存が進んでしまうとアルコールを前にした時、自分の意思では飲酒がコントロールできなくなります。アルコールが手元にない場合はなんとしても手に入れようと多くの時間と労力をつかってしまい毎日がアルコールに支配されてしまいます。依存が強くなると依存状態から自力で脱出することは難しいです。この依存症は飲酒習慣がある人が必ずなるわけではありません。軽度のものを含めると飲酒習慣がある人の一割前後。飲み始めると必ず記憶がなくなるくらいまで飲んでしまうような人は意思が弱さや性格の問題とは限りません。アルコール依存症のアルコール摂取を中断したときに起こる不快な退薬症状がアルコールを手放せなくさせます。主な症状は気分の不快感、不眠、発汗や動悸など自律神経の亢進症状、手の震え、頭痛や腹痛、痙攣、強いイライラなどです。アルコール依存症は他の病気と合併しやすいのと心の病気を深刻化させやすい面があります。依存症から回復するためには適切な治療を受けることが不可欠です。
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