アルコールには不安を減らしたり気持ちを落ち着けて眠りに誘ったりする働きがあります。そのため世界各地で眠る前にお酒を飲む習慣があります。世界の中では特に日本で寝酒が好まれています。不眠のために医療機関を受診する割合が極端に少なくて、その代わりに不眠を解消するためにアルコールを摂取する割合がダントツに高いのです。寝付きをよくするアルコールにもデメリットはあります。少量のアルコールならば寝付きをよくするのは事実です。しかしアルコール量が増えると睡眠の質を悪くしてしまいます。夜中に目が覚めやすくなります。多量のアルコールを毎日の見続けていると、アルコールに対する耐性ができてしまいます。睡眠時間を確保しようとしてお酒の梁が増えてしまい、結果的にアルコール依存症になるリスクが高まります。しばらくお酒を飲んだ後にこれではいけないと思って急に飲酒を中断すると、一時的に不眠がひどくなります。医療機関を受診すればよいのですが、時間がない、面倒だなどと思っているうりにアルコールに依存した生活に陥ります。ビールの飲み過ぎはトイレも近くなります。お酒の適量目安は眠る3時間前までに日本酒なら1合、ビールなら中〜大ビン一本、ワインならグラス2杯程度が最適です。週に1.2日お酒を飲まない休肝日を作っておきましょう。
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