誰もが知っていることでタバコは身体に悪い。タバコのパッケージにも大きく記載してあります。吸っている人でもそんなことを知らないという人はいないのではないでしょうか。肺がんや食道がん、胃がんや大腸がん、膀胱ガンなど多くのがん発生率を上げるということは有名です。肺気腫やEDなどの病気の原因になることもあるということも明らかにされています。最近では公共の場所のほとんどが禁煙になっていて自治体によっては路上での喫煙も制限されています。煙草の値段はどんどん上がっていきます。悪いものだと分かっていても吸ってしまう、これはなぜなのでしょうか。身体への悪江依拠、経済的な負担もある社会的にもよくないことだらけで止めるのが一番と思っている人はたくさんいる。でもやめられない。これは依存症とよばれる状態になっているからです。喫煙の場合に依存しているのはニコチンという薬物です。喫煙行動はニコチンの依存症によるものと考えられます。ニコチンは極めて依存性の高い物質で脳内で快感や達成感を感じるホルモンを放出させているので血液中のニコチン濃度が下がってくるとどうしてもほしくなります。理性ではコントロールすることはできないのです。たばこをやめる3つの方法は、自分自身でやめる、薬局で相談する、医療機関で相談するというのがあります。ニコチンの依存性が低い場合は自分自身でやめることも難しくはありません。禁煙グッズなども手軽に手に入ります。薬局ではニコチンパッチを購入することができます。薬剤師さんに相談しましょう。全てが駄目だった場合は禁煙外来を受診することがおすすめです。
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