風がふくだけで痛いと病名通りに言われ、ひどい痛みが特徴的な痛風。主な症状は骨折以上とも言われる強い痛みで痛風発作をいいます。足の親指や関節やくるぶし等に起きることが多く、赤く腫れて激烈に傷むのが特徴です。足を引きずりながら診察室にくる患者さんは少なくないんだとか。痛風は高尿酸血症という病気が原因で起きます。この病気が原因で起きる関節炎のためです。体内で増えすぎた尿酸の決勝が関節の中にできることで炎症を起こします。尿酸というのは食べ物に含まれるプリン体と呼ばれる物質が体内で代謝されてできるもので通常は尿中に排出されます。尿酸の血中濃度が高い状態が続くと血液に溶けきれなくなってしまい、関節などに結晶として溜まってしまいます。通常ないはずの結晶が溜まることで炎症を起こし、強烈な痛みが起こります。尿酸の血中濃度が高い状態を高尿酸血症と言います。痛風と診断された場合は痛みのケアと同様に注意が必要です。
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