知っているような知らないような、そうめんと冷や麦の違いって何でしょう。
誰もが真っ先に浮かぶ違いというのは太さではないでしょうか。冷や麦の方が少し太いのです。明確な規定はそうめんは直径1.3mm未満。冷や麦が直径1.3mm以上、1.7mm未満だそうです。
1.7mmをこえるとうどんになってきます。幅が1.5mm以上で厚さ2mm未満だときしめんとなります。
しかし、そうめんも冷や麦も機械で作る乾麺類と手作業の手延ばし干し麺を二つの作り方があって、手作業のほうには1.7mm未満のものはそうめんでも冷し麦でもどちらでもいいんだそうだ。理由は機械と違って手作業で明確な基準を定めるのが難しいからだとか。
この二つの原料に違いはありません。しかし乾麺類と手延べ麺は油が入るか入らないかの違いがあります。手作業のほうに表面が乾かないように油が含まれています。
二つの麺の違いよりも製法の違いのほうが大きいようです。
たまに入っている色のついた麺というのは昔は冷や麦だけにしか入っていなかったそうです。今はそうめんにも入っています。