頭皮は湿度や温度ともにダニや菌が住みやすい環境になっています。しかし、これらは悪い影響だけを与えるものでもないので急がなくても大丈夫。全くいなくなっても問題なのです。なので適度に存在する理想的な頭皮を保つケアというのを考えてみます。菌には常在菌と一時菌がある。常在菌は善玉菌を言われています。ブドウ球菌類やアクネ菌は余分は皮脂を食べて余計な菌を増やさず身体の耐菌性を高める働きをします。真菌類はカビの一種ではがれた角質を食べて分解して新陳代謝を高めています。前者は毛穴や毛の漏斗部、後者は角質の中にいます。一時菌は悪玉菌をいわれています。外部から付着してきます。頭皮に付くと、急激に増えてかゆみなどの悪影響がでます。一時菌は水またはシャンプーで洗い流すことで除去することができます。善玉菌も増えすぎると悪玉菌になってしまいます。頭皮に刺激を与えて、激しいかゆみはフケの原因になります。
そしてダニお存在があります。皮膚ダニ、ニキビダニと呼ばれているものがあります。皮脂腺が発達している顔面や頭皮の毛穴に生息している。一つの毛穴に1〜3に来程度いるらしい。皮膚ダニは余計な皮脂を食べて頭皮を清潔に保ちます。しかし増えすぎると悪影響がでます。例えば皮脂を食べ過ぎて乾燥してしまう。栄養を吸い取りすぎて脱毛を起こすなど。また人が睡眠している間に皮膚表面に出てきて死んだり、排泄をしたりします。これがアレルギーになり激しいかゆみになる場合もありまあす。頭皮がかゆい、フケが増える、しっしんが出る、赤くなるなどの異状があったら菌や皮膚ダニが増殖している可能性が大きいです。適切な頭皮ケアが必要です。
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