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どうして薄毛になるのか?

まずは毛髪のサイクルから説明をします。日本人の男性の3人に1人、女性の増加傾向にあるという薄毛人口。この原因には、ホルモンの影響、遺伝要素、食生活、ストレスなどがあると言われています。

 

 

髪の役割というのは頭部を日光や暑さから守ったり、外部からの衝撃のクッションになる役割があります。髪も体毛も全ての身体の毛が伸び続けるわけではなくて、成長しては抜けて落ちていきます。そして、同じ毛根からまた毛がはえてくるということを繰り返します。このヘアサイクルを「成長期」「移行期」「休止期」と分けます。成長期というのは成長がとまるまでの2年から6年くらいで、今生えている髪の85から95パーセントくらいです。移行期というのは、成長期から移行期の間で約2週間くらい頭髪の1%くらいでしょうかね。休止期というのが、毛根が耐火して脱毛する期間の3ヶ月くらいで、生えている髪の9から14%くらい。休止期に入ると毛根部分の長さが短くなり表面近くまで押し上げられてやがて脱毛します。

 

 

薄毛というのは頭髪の量が減ってしまい頭皮が見えてしまう状態です。本数は変わっていないけど細くなってしまっている場合と、抜け落ちてしまっている場合があります。通常は1日に50本から100本抜けているようです。150本以上になってくると病的な抜け毛になります。薄毛の原因としては大きく4つに分けられます。

 

 

1、血液循環不良

 

毛髪は毛乳頭にある毛細血管から栄養を補給して成長するので、血流が悪くなると栄養が届かなくなり成長が遅くなります。そして抜けやすくもなります。

 

 

2、男性ホルモン

 

遺伝的に男性ホルモンに影響されるタイプ。男性ホルモンの影響で毛乳頭細胞の分裂が抑えられてしまうと言われています。

 

 

3、脂漏

 

皮脂が異状に分泌されて毛穴がつまってしまったり皮膚に炎症が起きるなどして髪の成長を妨害してしまいます。

 

 

4、頭皮緊張

 

身体の成長によって頭皮が突っ張って頭蓋骨と頭皮の間の血管を圧迫してしまい血流が悪くなります。その結果、活動が低下すると言われています。

 

 

この中に一つが原因とは限らなく、複数の原因がある場合があります。

 

 

女性の薄毛の主な理由として言われているのが、びまん性脱毛症。広い範囲に広がる脱毛です。中年以降の女性に多く、加齢、ストレス、過度なダイエット、間違ったヘアケア、ホルモンバランスの乱れなどによってヘアサイクルが乱れることからくるそうです。分娩後にホルモンバランスの乱れから脱毛が起こることもよくあります。